こんにちは。らむねです。
不倫相手へ送るはずのメッセージをパートナーに誤送信して、不倫が発覚するケースは、今や珍しくはありません。
しかし相手のことを全く疑っていなかった場合は、この誤送信がきっかけで夫婦関係が大きく変わることも。不倫を隠し続けるのは難しく、今回はちょっとしたきっかけが人生を大きく左右するということがよくわかるお話です。
強気な不倫相手が、暴走中!? 妻が不倫相手に勝つために準備しとくべきこととは
八木はなさん(52歳)と風斗さん(53歳)は26年前に結婚。翌年生まれた子どもは独立して、現在は夫婦2人暮らしです。
子どもが独立してから、はなさんはヨガや英会話を習いはじめて、第二の人生を楽しんでいました。一方風斗さんはいつも仕事が忙しく、家に帰るのはいつも夜遅い時間。なじみの居酒屋に寄ってくることも多いので、夫婦そろって夕食をとることは徐々になくなり、休日以外はお互いが何をしているか、特に報告することもなくなりました。
そして2年前、風斗さんは「朝の満員電車がつらいし、家には寝に帰って来るだけだから、会社の近くにアパートを借りて平日はそっちに帰りたい」と言い出しました。はなさんは、「家があるのにアパートを借りるのはもったいない」と反対しましたが、一度言い出したら聞かない風斗さんは、ある日「家、決まったから」と、荷物をまとめて出て行ってしまいました。
風斗さんは最初のうち、平日以外は自宅に戻って部屋の片づけや買い物に付き合ってくれていました。しかし3か月が経つ頃には、何かと理由をつけて週末も帰らず、ほぼ別居状態に。
さらに風斗さんははなさんに何度聞かれても「仮住まいだから」と、アパートの住所を教えてはくれませんでした。
しかし、きちんと生活費は入れてくれるし、連絡も取れる風斗さんとのこの別居生活を、はなさんは「うちはお互いに好きに生活している干渉しない夫婦」程度に思い、「定年退職したら老後はまた、一緒に暮らせばいい」と深く追求することはありませんでした。
SNSのメッセージから不倫が発覚
ある日、はなさんのSNSに風斗さんからメッセージが届きました。
そこには、
「仕事今終わったよ★早く帰れそうだから、前に行きたいって言っていた焼き肉屋さん行こうか?●●駅で待ち合わせする?」
という内容が……今まで見たこともないような絵文字の入ったそのメッセージは、明らかにはなさん宛に送られたものではありませんでした。
はなさんは驚き動揺しましたが、反射的にその画像をスクリーンショット。あえて返事はしませんでしたが、既読したことは風斗さんは分かっているはず……どうするのかと様子をみていると、しばらくして送信取消になりました。
それを見たはなさんは風斗さんの浮気を確信。そして、その女性と一緒にいるためにアパートを借りたのではないかと直感しました。
メッセージの誤送信以来、風斗さんからの連絡はなく、「なんといえばいいのか、どうしたらいいのか」が分からずに、悶々と考え眠れない日々を過ごしていました。
そんなある日、はなさんの携帯電話に非通知で電話がかかり
「あなたの夫が●●駅近くで女性と暮らしている」
と一方的に話して切れました。その駅は、風斗さんが誤送信したメッセージに書かれていた駅、はなさんは不倫相手からの宣戦布告だと受け取りました。
はなさんは、相手からの宣戦布告を受けて「絶対に2人を許さない」と考えるように。まずは、風斗さんがどこで生活をしているのか、不倫相手は誰なのかを知るために、探偵に調査してもらうことにしました。
すると、風斗さんは不倫相手がもともと住んでいたと思われる、単身用の1LDKのアパートで暮らしていました
不倫相手は38歳の女性。会社の部下ではありませんでした。
そして、はなさんは不倫相手の女性の職場も特定。ほしかった証拠すべてを手に入れました。
はなさんは、2人を別れさせて、徹底的に反省させたいと言っていました。まずは慰謝料請求の為の公正証書をつくり、夫と不倫相手別々に書類を送るそうです。
そしてそれを見た2人がどんな反応をしてくるのかで、次の手を考えたいと言っていました。
はなさんには動かぬ証拠があり、これからどうしていくのかは全てはなさんの手の中にあります。風斗さんの誤送信により、不倫が発覚。はなさんがなにも言ってこないのは弱気になっているからだと不倫相手は強気に出たのかもしれませんが、それが結果的にはなさんにとって「有利な動き」ができるきっかけとなりました。
風斗さんと不倫相手が「徹底的に反省」をする日は、そう遠くないかもしれませんね。
(2020.02.25)